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2015.08.29 スタッフブログ

読書はいかが??

総務部の浅間です。

 

課長の阿部の定番であったこのテーマを徐々にのっとりつつありますが、

私の趣味も同じく読書ということでご了承頂きました。

 

”創竜伝”、“銀河英雄伝説”などの著作で有名な田中芳樹という作家をご存知の方も

多いのではないでしょうか。

今回私がご紹介したい本は、1986年の刊行からおよそ30年を経ても

未完の大作である“アルスラーン戦記”というシリーズです。

『大河ファンタジー(フィクションの歴史モノ)』という複雑なジャンルなのに、

この手の翻訳モノとは違ってさくさくと読みやすい!馴染みのない単語ばかりが

飛び交っているのに、カタカナ名の登場人物たちが紙の上でいきいきと活躍する小説は

本当に久しぶり・・・

物語の冒頭は、主人公であるパルスの王太子アルスラーンが14歳にして

隣国との初陣に臨む場面から始まります。しかし結果は、味方の裏切りに遭い無敗を

誇っていたパルス軍は総崩れし、九死に一生を得たアルスラーンは盟友である

武将ダリューンと共に一度は落ち延びます。

物語の進行とともに、彼の元には信頼できる仲間が集い目指すは王都奪還、

未熟ながらも良い治者となるべく成長してゆく・・・というものです。 

アニメでの煽り文句は「味方5人、敵30万。敗戦から始まる英雄譚!」

ご興味のある方は是非、目を通してみてください。

文庫は厚みも文字も、とても読みやすい大きさでおすすめです。。