HEATING
加熱炉被加熱物の種類や
加熱条件等に応じて
最適な炉をご提案します。
-バッチ式加熱炉
-リジェネレーティブバーナ搭載型鍛造加熱炉
-回転式加熱炉
-リジェネレーティブバーナ搭載型回転式鍛造加熱炉
-全自動装入抽出装置搭載回転炉
-ウォーキングビーム式加熱炉
バッチ式加熱炉
概要
被加熱物の種類や加熱条件等に応じて、その都度温度・時間などを自由に調節できる特徴を持つ固定炉です。
鉄鋼等の各種熱処理炉、焼成炉や鍛造加熱炉等、幅広い用途に使用できます。
特徴
1. 扉開閉圧着シール機構や耐火物構成に、独自の技術を導入した省エネルギー炉です。
2. 炉内温度分布は設定温度に対して±8℃以内の範囲を保ちます。
リジェネレーティブバーナ搭載型
鍛造加熱炉
概要
リジェネレーティブバーナ(蓄熱型熱交換バーナ)を搭載した鍛造加熱炉です。1000℃以上の高温で連続稼動条件下にある炉には、抜群の省エネ効果を発揮します。
特徴
1. 省エネルギー型
リジェネバーナシステムは、アルミナボールの蓄熱体を内蔵した2台1セットのリジェネバーナを数十秒間隔で交互燃焼させることにより、高い効率の廃熱回収を達成する燃焼システムです。約40%の省エネルギーが期待できます。
2. オーバル型
炉型をオーバル型にし、高速火炎と高温予熱空気の輝炎効果により、均一な温度分布が得られます。
回転式加熱炉
概要
加熱材を円形炉床に置き、炉床が回転することによって搬送しながら加熱する方式の連続炉です。
特徴
1. 直線でスペースを確保できないケースや装入抽出が同じ場所で行える等のメリットが生まれます。
2. 炉形に適したバーナ配置と角度が重要です。予熱帯の設置はもちろんのことですが熱交換器の搭載で排ガス損失熱を抑えます。
3. 耐火物構成や回転シール機構に独自の技術を導入し、高熱に対する耐久性と蓄熱・放散熱を抑えた省エネルギー型炉です。
リジェネレーティブバーナ搭載型
回転式鍛造加熱炉
概要
リジェネレーティブバーナを搭載した省エネ型の回転式加熱炉になります。通常の回転炉に排気ブロア、切替弁等の配管ユニットが付属します。操作はタッチモニターを使用しますので簡単な操作が可能です。
特徴
1. 予熱空気を利用しない炉に比べ30%~50%の省エネが可能となりランニングコストを大幅に削減します。
2. 付帯の配管ユニットをコンパクトに設計していますので省スペースでの設置が可能です。
3. タッチモニタの採用により、操作画面も見やすくシンプルな操作でご利用いただけます。
全自動装入抽出装置搭載回転炉
概要
本設備は鍛造前の材料を回転炉に自動供給し、加熱された材料を回転炉より自動排出する設備です。
ラビットフィーダに投入された材料をコンベアで搬送、切出しをし、チャックで回転炉へ供給します。
回転炉が一周し、加熱された材料を回転炉内より取出し、コンベアに排出します。排出された材料をコンベアにて搬送します。 省エネ型であればリジェネバーナ―や熱交換器を搭載します。
特徴
1. 材料の自動装入抽出により省力化及び安全性が図れます。
2. 実績の積み上げにより搬送装置の熱対策が備わり耐久性に優れます。
ウォーキングビーム式加熱炉
概要
炉内に耐火材で構成された移動炉床と固定炉床があり、移動炉床がボックスモーションの繰り返し運動を行って炉内搬送します。薄い鋼片、丸鋼等の加熱や熱処理に最適です。
特徴
1. 移動炉床・固定炉床の冷却機構や耐火物構成に、独自の技術を導入した省エネルギー型炉です。
2. 過酷な高熱条件のもとに使われる鍛造加熱炉では、耐火物をブロック化し、お客様でも容易にメンテナンスが可能な構造に改良しています。