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ブログ＝読書感想文という式が、私の中で成り立ちつつあります。

さて皆様は、以前にもこちらでご紹介した”アルスラーン戦記”と

作者を同じくする”銀河英雄伝説”という小説をご存知でしょうか。

遠い未来の銀河系を舞台に、相対する立場のふたりの主人公を

軸に描かれるスペースオペラ。

こう書くと、メジャーなアニメや映画が思いつきそうですが･･･

この小説の中では、「超能力」「戦闘用ロボット」「異星人」といった

SF特有の要素が排除されています。

その代わり、論理的な戦略や三者三様の思惑をはらんだ外交、

そして個性あふれる人間模様が織り込まれ、長いストーリーにもかかわらず

テンポが良くて読みやすい。

紙上の世界に描き出されたキャラクターの表情豊かな姿に、

田中芳樹先生の筆の巧さを味わいながら、

この冬休みを利用して全巻読破を目指すつもりです。